miracle of love~ゆとり日本人ママ×ミレニアル英国人パパのキセキ~

ゆとり日本人妻×ミレニアル英国人夫が初めての出産・育児に奮闘する軌跡

ねんねの新定番!?イギリス人ママから聞いたスリーピングバッグ活用法

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 生後4か月で寝返り開始

メープルが4か月になってから腰をねじってたびたび寝返りをうつような姿勢をするようになりました。そして、とうとう先週、もはや確定レベルの寝返りをうち息子の成長に夫婦ともども喜んでいるのですが、この数日は夜中にうつ伏せに近い体勢でしか眠らなくなりました。

窒息の恐れもあるので、気が付いた時に仰向けにしてあげても、すぐにコロンとうつ伏せになって寝てしまいます。

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今朝、ベビーベッドの中を覗くと掛け布団から身体がはみ出てベッドの端っこ寄ってうつ伏せの状態でゴソゴソと動いていました。daddyに似てうつ伏せが大好きなのはよくわかったのですが、心配なのは窒息事故。夫と話し合って、メープルの寝具や睡眠環境を改めて見直してみることにしました。

 

赤ちゃんには布団をかけない方がいい!?

昨晩メープルがうつ伏せで寝ているのを見ながら、窒息死の恐れを心配した私と夫は、夜な夜なネットで調べたところイギリスでは赤ちゃんの窒息予防はもちろんのこと、乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するために、赤ちゃんには掛け布団や枕を使わないのが一般的だと知りました。

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)

なんの予兆もないままに主に1歳未満の健康にみえた乳児に突然死をもたらす疾患。とくにリスクが高いのは生後2~6か月。日本では年間100人ぐらい。厳密には原因不明。

 

以前、ブログで紹介した子どもの睡眠コンサルタントの愛波文さんの著書にも日本とアメリカの睡眠環境の大きな違いとして紹介されていました。

アメリカでは1歳以下の子が寝るベビーベッドの中には何も入れません。掛け布団(ブランケット、ガーゼケットなどを含む)や枕を使うのは2歳からが一般的。その理由は、掛け布団を使用することで窒息事故、そして暑すぎにより起こる可能性がある乳幼児突然死症候群のリスクを下げるためです。

(略)

寝室の安全を考えると、掛け布団や枕の使用は2歳になってからをおすすめします。それより月齢の低い赤ちゃんの安全を考えると掛け布団は避けていただきたいです。

ー『ママと赤ちゃんのぐっすり本』愛波文 著ー

 

日本では産婦人科でも新生児から掛け布団やタオルケットを使用し、掛け布団と枕もついているベビー布団セットを出産準備品として用意するのが当たり前なので、アメリカやイギリスとの認識の違いに驚きを隠せませんでした。

 

イギリス人ママたちが薦めるスリーピングバッグとは

SIDS予防のためにベビーベッドから枕と掛け布団を撤去し、スリーパーだけで寝かせてみたもののスリーパーだと足が出てしまい掛け布団がないと寒そうで不安になりました。

 

夜は何を着せて寝かせるべきなのか疑問に思ったので1歳児を育てるイギリス人の友達キャサリン(仮名)に聞いてみました。

 

スリーピングバッグを使うべき!それを使えば、赤ちゃんの顔がふさがる危険がなくて安全だし、一晩中温かさをキープできるから1歳の息子も未だに使ってるわ。

ここからは、キャサリンに教えてもらったスリーピングバッグ活用法についてを書いていきます。

 

スリーピングバッグとは、足先まですっぽりと覆う寝袋のようなアイテムで日本ではあまり知られていないかもしれません。就寝時に掛け布団を蹴飛ばしてしまうような活発に動く月齢の赤ちゃんを寝冷えから守ってくれるだけでなく、蹴飛ばした掛け布団が顔に被さる心配がないのも大きなメリットです。

 

子どもと大人が別々の部屋で就寝する習慣のあるヨーロッパでは出産準備品の一つで、睡眠時に起こる乳幼児突然死症候群を防ぐ観点からも、掛け布団の代わりにスリーピングバッグを使用することが推奨されています。

 

使い方

就寝前にオムツを替え、パジャマに着替えさせた後スリーピングバッグを着用させます。そして布団をかけずそのまま就寝させるだけ。
秋冬の寒さ対策、夏の冷房対策としても役立つので季節を問わず1年を通じて活躍します。

 

使用上の注意点

注意点としては、赤ちゃんの月齢やサイズ、使用目的にあった適切なスリーピングバッグを選ぶことです。

スリーピングバッグは材質、サイズ、デザイン等いろいろな種類があり、特にサイズ選びはとても重要です。

誤ったサイズのスリーピングバッグを使用してしまうと布が赤ちゃんの顔に被ってしまって思わぬ事故の原因になる可能性も。乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防に効果を発揮できなければ本末転倒です。

 

  • ジャストサイズを使用する
  • 他の寝具(掛け布団や毛布)と併用しない
  • 赤ちゃんの体温を高くしすぎないこと
  • おしゃれ着や部屋着を目的で使用しない

 

イギリス生まれのスリーピングバッグgrobag

 2000年に発売されるまではベビー布団で寝る習慣が強かったイギリスですが、今やスリーピングバッグは赤ちゃんのねんね時に定番アイテムとして知られているそうです。

特にイギリスで使用されているうち80%のシェア率をしめるのが人気ブランドの『grobag(グロバッグ)』のスリーピングバッグです。

grobagが人気の理由

  • 肌に触れる裏地はコットン100%
  • 袖がないため、中に着る半袖や長袖で体温調整できる
  • 洗濯で丸洗いできる
  • 安全性が高い
  • サイズ、デザイン展開が豊富

 

grobagはイギリスの安全基準に合格しており、睡眠時に起こる乳幼児突然死を防ぐために活動しているthe lullaby trustが安全性を保障した唯一のスリーピングバッグという点でも信頼度が高いブランドと言えます。

 

ガイドライン動画を見るとわかりやすくgrobagの選び方が説明されているので簡単にまとめてみました。

grobagは、サイズやデザインともに種類が豊富なので赤ちゃんの月齢や目的、就寝環境に応じて適切なtog、サイズ、デザインを選ぶ必要があります。

tog(温かさの目安)を選ぶ

赤ちゃんの体温が高くなりすぎないように室温にあったtogのgrobagを使います。

※togを決める際は、赤ちゃんの着ている洋服、部屋の室温、健康状態を考慮します。

  • 3.5tog:寒い季節用/12~15℃
  • 2.5tog:通年用/16~20℃(日本では真夏以外)
  • 1.0tog:夏や昼寝用/21~23℃
  • 0.5tog:真夏や猛暑日/24~27℃

 

サイズを選ぶ

grobagは以下のサイズ展開があります。適切なサイズを選ぶことは、思わぬ事故を避けるために必須です。

  • 0~6か月用
  • 6~18か月用
  • 18~36か月用
  • 3-6歳用

 

デザインを選ぶ

grobagには3つのタイプがあります。赤ちゃんの月齢や目的に応じて選んでみましょう。

  • トラベルタイプ:ベビーカーやチャイルドシートに装着できるので、赤ちゃんとお出かけするとき便利
  • サイドジップタイプ:簡単に着せられるので月齢の低い赤ちゃんにおすすめ
  • フロントジップタイプ:動きが活発になる月齢の赤ちゃんに人気

 

体温調整

最後に、商品についてくる簡易室温計を参考に気温、室温、赤ちゃんの体調に合わせてgrobagの中に半袖や長袖を着させて調整します。
※簡易室温計は0~6か月用と6~18か月用のみに付属しています。

 

実際に使ってみた

私が購入したのはスターライトトラベル 0~6か月用/2.5tog/トラベルタイプ

お値段は7,000円弱でした。 

ジッパーが顔や身体に触れないよう工夫されたデザインだよ。

なんといっても装着時の赤ちゃんの見た目がかわいくて映える!
grobagは柄が豊富だから他のデザインも着せたい!

ねんね時

まずは、付属の簡易室温系で室温をチェックします。

 2.5togのgrobagだと適切な室温は、16~20℃赤枠参考)

室温系を見ると室内が18℃くらいだとわかります。

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室温に合わせて中に着る服を調整します。(赤枠参考)

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簡易室温系の裏には室温に応じたgrobagの中に着せる服の目安が載っています。

ただ、イギリスのベビー服が基準となったイラストだから厳密にこの通りに着せなくても赤ちゃんの体調を見ながら着せる服は決めた方がいいよ。

 

オムツ替えと授乳の後に着せてベビーベッドに寝かせました。

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今まで使っていた枕と掛け布団を撤去したので、殺風景で最初はちょっと不思議な光景でしたが顔をふさいでしまうものがないので安心感はあります。

 

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寝返りしてもこの通り、掛け布団を蹴る心配の必要がなくなりました。

 

スリーピングバッグで寝かせてみたら、最初は違和感があったのか寝付きが悪く、寝かせてから30分で目を覚ましたりしてしまったのですが、その後は7時間近くぶっ通しでねんねしました。

 

フロントジッパーのタイプなので、オムツ替えは簡単にできて授乳も着せたままできるので夜中の授乳にも問題ないです。

 

それに、ねんねの前にスリーピングバッグを着せることでパジャマ代わりとなって赤ちゃんにねんねの時間とわからせる習慣になりそうです。

 

トラベルタイプはお出かけに便利

そしてスターライトトラベルは、その名の通り赤ちゃんとのトラベル(おでかけ)にも使用できるところが気に入っています。

 

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うしろ側に開き口があるのでベビーカーやチャイルドシートのベルトを通すことができるので外出先でも使えるというメリットがあり、開き口はマジックテープ式なので、トラベルタイプとして使用しないときは通常のスリーピングバッグとして使えます。

 

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実際にベビーカーにとりつけてみると、思ったより簡単に装着できました。ダブルジッパーなので、バックルもしっかりと固定させることができます。

 

まだまだ肌寒い時期なので外のお散歩やお花見にも活躍するね。

 

気になった点

ただ、使用してみて気になった点として‥洗濯機で丸洗いが可能なのは嬉しいのですが色落ちしました。スターライトトラベルしか使用していないので他の柄物はわかりませんが他の洗濯物と洗うと色移りしてしまう可能性があるのでお気を付けください。

 

まとめ

今日は、スリーピングバッグの中でもgrobagの製品をご紹介しましたが、grobagはイギリス国内で人気のブランドだと思いますが、やや値段が高めかもしれませんね。他にもスリーピングバッグを販売しているブランドは海外ブランドや日本ブランドでもいくつかあるので、安全性があって赤ちゃんの月齢や目的に合うもの選べば問題ないと思います。

 

grobagのスリーピングバッグは2000年にイギリスで発売以降、SIDS予防として赤ちゃんのねんねアイテムとして定着したのでまだまだ新しいベビー用品の一つ。添い寝派が多い日本でもそれほど知名度は高くありません。

 

赤ちゃんの月齢や季節に応じて買い替えが必要となるので、あまりコストパフォーマンスの面ではお財布には優しくないかもしれませんが、赤ちゃんにはとても優しいアイテムだとは思いました。

 

何よりも大切なのは赤ちゃんの命なので、安全面を配慮すると適切なスリーピングバッグを選ぶ手間とお金をかけることに文句は言えません。

 

ベビー布団セット(枕と掛け布団)が主流の日本でも今後、徐々に使用率は上がっていくかもね!