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ゆとり日本人妻×ミレニアル英国人夫が初めての出産・育児に奮闘する軌跡

国際夫婦の子どもたちはハーフなのか

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私が妊娠していることを知った知人たちからは、口々に「ハーフの子だから絶対に可愛いね!」とありがたいようなくすぐったいようなお言葉を頂戴します。

 

その度におなかに手を当てて、心の中で『プレッシャーを感じなくても良いからね。』と囁いています。

 

たしかに、世間で目にするハーフの子たちはかわいいと思いますが、私は大好きな人との間に生まれてくるのであれば、それ以上の幸福はないので、自分の子供がハーフであるかどうかとかは、あまり世間ではアピールしたくないし、できれば普通に接してあげたいです。

 

しかしながら、現実問題はそうも言ってられません。ハーフとして生まれてくる以上、これからこの子はどんなことで悩むんだろう。とか、どんなことで傷ついてしまうのだろうと考えることもあります。

 

その不安を整理するためにブログをこっそり始めたわけです。

 

 

 

突然ですが、国際夫婦の子どもたちのことをなんと表現しますか?

 

世間一般では、多くの人にハーフという言葉が使われていると思います。

 

ところが、最近ではハーフではなく、違う表現もネットやSNS等で見かけるようになりました。

 

私の知り合いのカナダ人は、日本人の奥さんとの間に娘さんがいるのですが、娘さんのことを「ハーフって言葉は嫌いだから、ダブルと表現している。」と言っていました。

 

『半分』という意味のハーフ(half)と比べると『倍』という意味のダブル(double)では、ダブルの方がなんだかポジティブで、言語が二倍話せて文化も二倍知っていると連想しやすいからかもしれません。

 

しかし、ハーフの方たちの中にも日本語しか話せない人や英語しか話せない人もいるし、日本に住んだことしかなく日本の文化しかわからない人もいて様々であり、このダブルという表現にプレッシャーを感じてしまう人もいるようです。

 

私がダブルという言葉は、

国際結婚で生まれる子どものこと。「ハーフ」という表現に代わって使われるようになっている (インターネットの英和辞典『英辞郎』)

と知ったのは10年くらい前のことですが、未だに日本社会に浸透していないように思います。

 

そして、数年前から、ブログを通してミックス(mix)という表現を使う方も見かけるようになりました。

 

こちらの表現も複数のルーツが混じっていることを連想できるので使われ始めたと思いますが、世間ではなかなか耳にしません。

 

私としては、一番しっくりくるのはミックスという言葉です。

 

なぜなら、私の夫はイギリス人ではありますが、イギリス人のお母さんとアフリカ大陸にある国の出身のお父さん(個人が特定されると申し訳ないので秘密)とのハーフだからです。

 

ここで、私が自分の子供のことをハーフと表現してしまうと、半分が日本人で半分がイギリス人と捉えがちで、祖父のルーツの存在を無かったことにしてしまいそうで嫌だからです。

 

夫は生まれも育ちもイギリスで、お父さんの故郷に帰ったことは数回しかありませんし、お父さんの国の言語も全く話せませんが、それでもお父さんのルーツがあってこそ、今の彼が存在する事を考えると、なんだかハーフという表現ではいたたまれないのです。

 

また、ハーフの人同士が結婚した場合、さらにルーツが増えていきます。

 

なので、私はブログではよくハーフでもなくダブルでもなく、ミックスという表現を使っています。

 

しかしながら、やはり世間ではミックスは浸透していないため、わかりにくいのでハーフと言ってしまうと思いますが・・。

 

まぁ、臨機応変になってしまうということですね。

 

どの表現を使うかは、子どもたちの両親の考え方や価値観によるところが大きいので、私はどれか1つが正しいとは思いませんし、どれかが差別的だとも思いません。

 

ただ、国際夫婦には色々なルーツがあることさえ周りの人たちにわかっていただけさえすれば良いのかなと思います。

 

もし、世間でダブルやミックスという言葉を聞いたら、色んな表現があるんだなぁと気付いていただければ。

 

私が、このことを考えるきっかけになったのは、もちろん私自身が妊娠して、これから生まれてくる子供がこれからどういう表現で扱われるのか興味があるからということと、

 

これから国際夫婦の子どもたちに出会う機会がある時にどう社会がその子どもたちのことを捉えるべきか素直に疑問に思ったからです。

 

今日のブログ記事で参考になった本。

 

『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』サンドラ・ヘフェリン 著

著者のサンドラさん自身も日本人とドイツ人のハーフであることから、本の中ではハーフならではのあるあるエピソードが散りばめられています。

 

純粋な日本人たち(本の中では純ジャパと呼ばれています)からの質問攻撃によるクスッと笑えるエピソードから、いじめや両親の離婚問題、国籍の選択に関するシリアスな問題までがコメディタッチに描かれてあるので、すらすらと読めます。

 

今後、私がブログで国際夫婦の子どもたちのことを考える時に参考にしていきたい一冊です。

 

サンドラさんのホームページ『ハーフを考えよう!』には、現代社会とハーフの子供たちについてリンクした内容のコラムがたくさんあり、大変参考になるので興味がある方はぜひ一緒に考えを深めてみてはいかがでしょうか。