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ゆとり日本人妻×ミレニアル英国人夫が初めての出産・育児に奮闘する軌跡

世界に通用する子供を育てる基本のキとは

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地方に住む私の母は、30年以上保育士の仕事をしており保育現場でのお仕事の経験も豊富ですが、今では管理職になったことによって、子どもたちの保育環境をより良くするために様々な講習会に参加して幼児教育の勉強会に参加しています。

 

いつもそんな熱心な母は、電話越しや私に会うたびに今の幼児教育に必要なことや子育て関して熱く語ったり、時には一緒に討論して盛り上がることがあります。

 

私の妊娠によって、母の熱はさらにヒートアップしたのは言うまでもありません。

 

そして、本屋で様々な書籍を買って読んでは、東京に住んでいる私に送ってきます。

 

私は大学で国際関係を学んでいたので、もともと日本の国際化について語ったり、日本の英語教育について疑問を呈していたり、将来は子供をバイリンガルにする夢を持っていました。

 

そんな私のために母が一冊の本を送ってくれたことがあります。

 

『世界に通用する子供の育て方』 中嶋嶺雄 著

この本を受け取ったのは、結婚する前で5,6年前になるので内容としては少し古いかもしれませんが、ベースとなる基本的なことは大変興味深い内容でした。

秋田県にある革命的な英語教育を取り入れた国際教養大学の初代学長である中嶋学長が著者です。

 

英語を公用語とする企業が増えたり、日本の小学校でも英語の授業が必修科目になったりとグローバル社会という言葉を新聞やテレビで目利きすることは日常茶飯事になりました。

 

そんな時代だからこそ、十分な語学力を備え、世界に発信していける人材の育成が不可欠になってきて、将来はうちの子も世界で活躍してほしいと期待している親御さんも多いのではないでしょうか。

 

著者が述べていたことをかなり簡単にまとめてみました。

 

世界に通用する子どもを育てるには、幼少期が一番重要であり、①と②の教育をしてあげること

 

①情操(感性)教育

美しい音楽や絵画などの芸術に触れさせることによって感性が磨かれ、内に秘めている才能を開花させるきっかけになる。

 

具体的には、最初は耳で覚えさせる癖をつけることによって美しい音色を聴き取り、創る感性を育てるのと同時に、芸術性と精神性を育むことができる。これは、のちに英語学習にも役立つ。

 

②語学を含む異文化体験

英語教育に関しては、身につけるだけでは、ただの道具に過ぎないため、子どもに異文化体験する機会を与える。

 

歴史や文化を題材にした英語教材を取り入れたりして、できるだけ子どもに異文化を触れさせる。高校生くらいから、留学する機会を与えると良い。

 

それによって、他の文化の違いを受け止め、日本の文化自体にも興味を示すようになり、将来海外へ行っても異文化を受け入れると同時に日本がどんな国なのか発信できる人材になる。

 

人間形成をする上でもっとも大切な時期は幼少期。それも、できるだけ早い時期(0〜9歳)に習得することが大切だが、今の小学校の英語カリキュラム、つまり義務教育では十分ではないため、学校に頼りきりにならずに家庭で積極的に取り組むべき。

 

著者は、本の中で日本の英語教育についても痛烈に批判しています。

 

小学校からの大学・大学院それぞれの過程で何が問題で足りないのかを順番に紹介されていて、読み応えがあります。日本の大学入試を経験した方であれば、誰もが疑問に思ったことなのでは?

 

例えば、大学の英語入試に関して言えば、スペル・発音・文法を中心とした問題に溢れ、日本の中学校や高校では、そんな入試のためだけの方向を向いた勉強しかしていないから頭でばかり考えてしまい、スラスラと英語が話せない人ばかりなのだと。

 

そして、大学を選ぶ時に重視すべきは、カリキュラム(入試システム、教師の質、リベラル・アーツ(教養)を身につけられるかどうか、万全の留学制度かどうか等)であり、ブランドや偏差値ではないこと。

 

こういったことに私も大学選びの際に早く気づけていたらなぁ。とつくづく思いました。

 

【感想】

本の内容は、後半にかけて国際教養大学のカリキュラムや徹底した英語学習の方針等が紹介されていて、国際教養大の大学案内?と感じる部分があったので、さらりと目を通しただけですが、

 

前半から中盤にかけての幼児期の大切さが強調されていた部分はすごく共感しました。

 

本の内容は、既に私が理想に思っていたことと重なる部分が多く、全体的に当たり前のことにも思えましたが、

 

幼児期において①情操教育②英語学習を含めた異文化体験という2つの基本的なことが、世界で通用する大人になるためにいかに大切なのかということを改めて気づかされる内容でした。

 

幼児期の情操教育に関しては、私の母がいつも私に口を酸っぱくして言っていることです。東京という都会に住みながら子育てをしようとしている私のことを心配して、できるだけ子どもには自然に触れさせてほしいと言ってきます。

 

「山や川に行って、鳥のさえずりを聞いたり〜花の💐香りを嗅いだり、森林浴を楽しんだり、川のせせらぎの音を聞いたり〜

五感を研ぎ澄ませて、都会とは違う自然を楽しまないと!」と。

 

私は、田舎で生まれ育ったので、子供時代は当たり前の風景だったものを自分の子供に与えられないと思うと、やはり不安を感じました。

 

私の今の住環境は、星が見えなければ、クルマが激しく行き交う音で溢れる騒音しかないので。。

 

「都会よりも田舎へ引っ越してみない?」と冗談半分で夫に提案してみるも、仕事が大事な時期な彼にとっては、まだまだ納得してくれませんが。

 

英語学習に関しては、今からどんな絵本を買おうかとワクワクしているところです。

 

子供を世界へ!と考えている親御さんにとって、今後の子育てに背中を押してくれる様な一冊なので、一読する価値はあります。

 

今日から母が東京に遊びに来るので、またうるさくなりそうです…