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ゆとり日本人妻×ミレニアル英国人夫が初めての出産・育児に奮闘する軌跡

インターナショナルスクールは義務教育期間中は反対?納得の2つの理由と疑問点

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昨日、下記の考え深いニュース記事を見つけたので、今日はその記事について自分なりの見解を書きます。

 

「インターナショナルスクール」理事長が“義務教育期間中は通わせるべきでない”と説く2つのワケ


驚いたことに、都内のインターナショナルスクールの理事長が、子どもが日本に軸足を置いて生きていくことを前提にするの場合、少なくとも義務教育期間中は、インターナショナルスクールに通わせるべきではないという意見を持っているのです。

 

その二つの理由を抜粋すると、下記のようになります。

 

理由その1
日本語を深く学ぶ機会を失ってしまう。日常会話には困らないという意味でバイリンガルにはなれるが、学校での知的刺激がすべて英語になってしまうと、日本語で考える脳が育たなくなる。

 

理由その2

本の学校教育が素晴らしいから。

PISAOECDによる学習到達度調査)の成績を見る限り、人口1億人以上の大国で、これだけの教育水準が高さを保てているのは日本くらい。

日本人の共生の精神も世界から羨望の眼差しで見られることも多く、日本の学校文化の中で育まれている部分が大きい。日本の教育の良い点をもっと世界に広めていくべき。

 

 感想

理由1は、私も懸念していたことの一つです。日本で生活していくことを前提した場合とありますが、将来日本の大学へ通うことを想定した場合でも、インターナショナルスクールは不利になる可能性があります。

 

なぜなら、インターナショナルスクールの多くは、日本国内では都内都道府県認可の各種学校(専門学校)と同等の扱いを受けるからです。

 つまり、日本の正規の学校と認められていないため、日本の小・中学校の義務教育の卒業資格は取得できないことになります。

 

実際に、インターナショナルスクールの子供たちは

中学校相当レベルを卒業する→海外の高校に進学する、もしくは高校相当のクラスをもつ別のインターナショナルスクールに転入する。

高校相当レベルを卒業する→海外の大学に進むケースがほとんどで、日本の学校に戻るケースは稀。

というステップになることが多いため、インターナショナルスクールに子どもを入学させる段階で、将来的に子どもが中学、高校、大学と一貫して欧米式の教育を受けることになると想定しておかなければなりません。

 

 芸能人やセレブの子どもたちが通っているイメージが強く、『インターナショナルスクール=バイリンガル教育』という点ばかりが注目されがちですが、こういった子どもの将来性のことも十分に考慮しなければならないことは大きなポイントだと思います。

 

理由2にあるように、ダメ出しばかりされている印象がある日本の学校教育も世界的に見れば大変優秀な成績を保てている点はすばらしいですね。

震災時にも話題になりましたが、日本人の協調性も海外からは高く評価されているのは確かです。

 

しかし、この理事長も指摘している通り日本の教育の唯一の問題点は、自己肯定感を下げてしまうことです

 集団社会の中で養われる協調性と同時に、子どもたち一人一人の個性も大切にした教育が求められると思います。この理事長曰く、本の学校+α探究型学習を経験し、自己肯定感を高められることが望ましいとのことで、子どもたちが放課後に日本人向けのアフタースクールに通うことを推奨されています。

 

このニュース記事を読んだ人たちのコメント欄を見てみたら、この理事長の意見に賛同する人がほとんどでした。その中に『今はAIが英語を翻訳してくれる時代だから英語よりも、他にもっと違うことを学んだ方がいい』というコメントが見受けられましたが、果たしてそうでしょうか。

 

AIは今後、頼もしい存在ではありますが、AIはどうやって作られているのかと言われたらプログラミングです。プログラミングの仕事をしている夫が言うには、英語ができない人が書いたプログラムのコードはスペル間違いだらけでめちゃくちゃだと言っています。

 

日本の大学で研究をする場合も、英語で論文を読んだり書いたりできた方が自分の成果を世界に広められます。

 

つまり、英語は、コミュニケーションだけのツールと考えるのももったいないことなのです。

 

私たち家族の今後の課題

私たちの場合、今後日本に軸足を置いて生きていくかどうかをまず夫としっかり話し合っていかなければならないと思っています。日本の良さと海外(特にイギリス)の良さ両方知っているだけに、夫は日本で働いて生活することに今は満足している状態ですが、子どもの教育となると果たしてどちらがベストなのかまだわかりません。もちろん、二つの文化で揺れ動く子どものアイデンティティの確立も見守ってあげなければならないので、子どもの意志は重要になってくると思います。

 

日本で生活しながら、英語力や多文化への理解力を身に着けられるインターナショナルスクールのいい点も考慮しつつ、今後の子育てについて考えさせられるニュース記事でした。